弘明寺(1)

先日、地下鉄ブルーライン港南中央駅」から横浜方面へ2駅先にある弘明寺へやってきました。

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くるり16枚目のシングル「赤い電車」のモデルになった京急電鉄と共に

弘明寺駅に降り立つのは2度目。

高齢者の移住者が多い港南区ですが、駅の周辺には全長312mにも渡る大きな商店街や、駅名にもなっている横浜最古の寺「弘明寺」があります。実は住んでみたかったんだよね。

 湘南電気鉄道(現在の京浜急行電鉄)によって駅が完成したのは、昭和4年のことです。

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平日でも賑わいを見せる弘明寺かんのん通り

駅から3分ほど歩くと発見しました。弘明寺商店街です。
全国にはシャッター通りと化している商店街も多いのに、ここは多くの人で賑わっていました。

まずは腹ごしらえを!

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知人が教えてくれた鶏専門店へ

商店街から15mほど歩き右手にある「とり忠」は、地元で人気の鶏肉専門店。うなぎもあります。

さっそく中へ入りましょう。

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この昭和感、裏切らないな〜

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メニューの特徴を記したものも

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名物「キジ丼」700円

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からあげ定食 700円

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こちらも人気「ポテトサラダ」(価格を控えるの忘れました、、)


このボリュームでこのお値打ちはすばらしい。(本当に横浜?w)

鶏肉はふっくらとしていて柔らかめ。ご飯は大盛り・特盛が無料です。(写真は普通盛りですが、結構ボリューミーでした)

 

専用農家から仕入れているという「卵」も絶品らしいので、今度は親子丼やキジ玉丼をぜひ食べてみたい。

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食堂は2F、1Fはお肉や焼き鳥を販売しています

お腹が満たされたところで、引き続き商店街を散策します。

 さすがは“横浜で一番元気な下町商店街へ”(ホームページより)と謳われているだけあって、さまざまな店が混在しています。

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ケーキなどの洋菓子を販売する「不二家」や、(昔おばあちゃんによく買ってもらっていたことを思い出す)

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安くて新鮮な野菜、果物がそろう八百屋。(タイムセールで、3束入りのアスパラが3つでなんと50円でした)

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もちろんスーパーもあります。

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こちらの「観音漬物 清兵衛」は、豊富な種類の漬物が並ぶ漬物の専門店。自社工場を持っていて、全てお店で手作りされているそうです。

前を通るたび、お店のおばあちゃんが漬物を大事そうに扱われているのが印象的でした。

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昔からの店だけが林立していると思いきや、そんなことはありません!!

なんとも愛らしいこの看板。「ぐみょうじこっぺ」なるコッペパン専門店が開店間近のようです。2018年9月28日時点(当日)はまだ準備中で、来月10月上旬にオープンするとのこと。楽しみ〜

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商店街の中間エリアにあたるここは、大岡川が流れる休憩スポット。

ここは言わずと知れた桜のスポットで、大岡川沿いに約400本の桜が植えられています。春はこの歩道橋にブルーシートを敷いて、お花見を楽しむ人が多くいます。(来年見られないなんて、、あぁ悲しい)

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そして商店街のアーケードを京急線側に抜けると、立派な門構えが見えてきました。これがこの町のシンボルとなっている「弘明寺」です。ちょっと長くなったので、続きはまた後日。

 

弘明寺商店街を実際に歩いてみて、「花のさくら通り/荻原浩」を思い出しました。

不況にあえぐ小さな広告会社が、移転先のさびれた商店街の活性化を請け負う物語。トラブルが絶えないながらも団結していく姿は心打たれます。

コピーライターご出身の萩原さんの文章は、テンポが良くとても読みやすいです。

花のさくら通り

花のさくら通り

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

春を待つ

人生で初めてブログを書きます。

34歳の女です。

 

短大を卒業後、タワーレコード→営業職→編集者→商品企画とあらゆる職を転々としてきました。いまはフリーランスとして細々とやっています。

鯖とロックと山が好き。おとなしい性格です。

 

このブログは、横浜市港南区に住む私が、港南区という町についてただただ綴るだけの話です。

2016年11月に地元・福岡から横浜に移住し、1ヵ月後に帰省することになったからです。(事情は後日、、) 

 

だから、恩返しのつもりで。

たった2年間ですが、私がこの町に住み、目で見て、感じたものを素直にお伝えできればと思っています。

 

どうぞお付き合いください。

 

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季節は秋真っ只中ですが、桜の話を。

 

年を重ねるたび、なぜか桜にどハマりしています。

 横浜に移住し初めての春は、リュックを背負い、桜探しの旅によく出かけたものでした。

関東エリアで桜を見るには、電車で何時間も揺られて……と勝手に想像していたのに、マンションの10m先に桜の大木を見つけたときは、思わず声に出して喜んだものです。

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鎌倉街道に出て、桜並木で有名な「港南桜道」へ向かいます。

ここは鎌倉街道から日野公園墓地を結ぶ1.4kmの道路で、この土地を所有していた15軒の農家の方が募金を募り、桜の苗木を植えたのだそう。

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港南桜道。上り坂が続きます。

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南台小学校にまで差し掛かると、平坦な道になります。満開になる頃には毎年、ピンク色の提灯が春の彩りを添えてくれます。

 

この南台小学校をメイン会場に、毎年「港南桜まつり」が開催されています。

地元の小学生をはじめとする地元の方々がはっぴをまとい、桜道を練り歩くお祭りです。

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次は「港南橋」からの桜。ここから見る桜が何気に一番好きです。

 

横浜に移住する前は、「福岡県うきは市」という場所に住んでいました。

山に囲まれた盆地・うきは市の桜名所といえば、浮羽町流川地区を流れる巨瀬川沿いに咲く1000本桜。

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約2km続く桜並木は、完全に観光地化としています。車がないと移動が難しい場所なので、目的がないとなかなか来ないと思うのですが。

 

でも港南区の桜のように住宅街にあると、また違った良さがありますね。代わり映えしない毎日に、一瞬にして色を与えてくれるというか。

 

春が楽しみ!

 

 

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